第9章-3

so ~ that ... 構文 ─ 副詞的 so that の把握

語順リーディングでは、soが現れた瞬間に「非常に〜だ」という程度のニュアンスを感じます。
so...that構文(とても〜なので…)とso that構文(〜するために/その結果)の区別がポイントです。
副詞のsoと副詞節のso thatを語順通りに処理していきましょう。

1so ~ that 構文の基本認知

so...that構文は「とても〜なので…」という程度・結果を表す表現です。語順リーディングでは、soが現れた時点で「非常に〜だ」という程度のニュアンスを感じながら読み進めます。

soの後に形容詞や副詞が来て、その後にthat節が続くパターンが基本です。一方で、so that(目的)という表現もあり、文脈で区別する必要があります。

語順リーディングのポイント
  • soが現れたら「非常に〜だ」という程度のニュアンスがある
  • so + 形容詞/副詞 + that の場合は「程度・結果」
  • so that がセットで現れる場合は「目的」の可能性
  • 文脈と語順で意味を判断する
発展:so that の多様性

so thatは「〜するために(目的)」「その結果〜である(結果)」という意味でも使われます。so...thatの「程度・結果」とは異なる構文として認識することが大切です。

2基本的な so 形容詞 that パターン

例文 1

The research was so comprehensive that it took five years to complete.

語順リーディング
The research
その研究が。主語として導入される
was
── ここまでが主語。be動詞なので補語が来る
so comprehensive
soが見えた。「非常に〜だ」という程度のニュアンス。とても包括的
that it took five years
thatが続いた。具体的にどうなったのか、結果の説明が始まる。「それが5年かかった」
to complete
完了するために。it took five years to completeで「完了するのに5年かかった」
和訳プロセス
① 単語のコアイメージをもとに意味をざっくり捉える
The research → その研究は
was so comprehensive → とても包括的だった
that it took five years to complete → 完了するのに5年かかったほど
② コアイメージの範囲内で、文脈に応じ適切な日本語にする
その研究はとても包括的だったので、完了するのに5年かかった。
so...thatの「とても〜なので…」という程度・結果の関係が明確に表現されています。soで程度を強調し、that以下で結果を示す構造です。

3so that(目的)との区別が必要な文

例文 2

She spoke slowly so that everyone could understand, but the topic was so complex that many students gave up.

語順リーディング
She spoke
── ここまでが主語。彼女は話した
slowly
ゆっくりと。どのように話したかの修飾
so that everyone could understand
みんなが理解できるように。so thatがセットで「目的」を表している
but
しかし。対比の接続詞
the topic was
── ここまでが主語。その話題は〜だった
so complex
とても複雑。soが見えた。また「非常に〜だ」という程度のニュアンス
that many students gave up
thatが現れた。どうなったのかという結果の内容。多くの学生があきらめた
和訳プロセス
① 単語のコアイメージをもとに意味をざっくり捉える
She spoke slowly → 彼女はゆっくりと話した
so that everyone could understand → みんなが理解できるように
but the topic was so complex → しかしその話題はとても複雑だった
that many students gave up → 多くの学生があきらめたほど
② コアイメージの範囲内で、文脈に応じ適切な日本語にする
彼女はみんなが理解できるようにゆっくりと話したが、その話題はとても複雑だったので、多くの学生があきらめてしまった。
一文に2つの異なるso構文が含まれています。前半の「so that」は目的(〜するために)、後半の「so...that」は程度・結果(とても〜なので)です。文脈と構造で区別できます。

4まとめ

  • soが見えたら「非常に〜だ」という程度のニュアンスを感じながら読み進める
  • so + 形容詞/副詞 + that の構文は「とても〜なので…」という程度・結果を表す
  • so that がセットで現れる場合は「〜するために」という目的を表す可能性がある
  • 語順リーディングでは、soの出現時点から程度のニュアンスを認知する
  • 文脈と前後の語句で、目的のso thatか程度のso...thatかを判断する
  • 複数のso構文が一文に含まれることもあるため、それぞれを区別して処理する
  • 和訳では「とても〜なので」「〜するために」など、適切な日本語表現を選択する

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