共通関係(共通構文)─ A and B が何を共有するか
A and B の構造で、AとBが共通の動詞や前置詞を共有するパターンを学びます。
語順リーディングでは、Aの処理が終わったら「Bも同じ構造で処理する」と意識することが重要です。
共通要素を見抜くことで、文の骨格を正確に把握できるようになります。
1共通関係とは
共通関係(共通構文)とは、A and B の形で並列された要素が、同じ動詞や前置詞を共有している構造のことです。つまり、本来なら「A + 動詞」「B + 動詞」と書くべきところを、動詞を一度だけ書いて「A and B + 動詞」という形で表現する文法現象です。
この構造を理解するには、省略された要素を補って読むことが鍵になります。語順リーディングでは、Aの処理をした後に and が来たら「Bも同じパターンで処理する」と意識して読み進めます。
- A and B の構造を見つけたら、AとBが何を共有しているかを意識する
- 共通の動詞や前置詞は、通常は後ろに置かれる
- Aを処理したら、Bも「同じ構造」として処理する
- 省略された要素を頭の中で補いながら読む
共通関係には、動詞を共有するパターン(A and B + 動詞)、前置詞を共有するパターン(前置詞 + A and B)、その他の要素を共有するパターンなどがあります。どの要素が共有されているかを見抜くことが、正確な理解につながります。
2共通の動詞を共有するパターン
Both traditional media and social platforms have transformed the way we consume information.
and social platforms → そしてソーシャルプラットフォーム
have transformed → 変化させてきた
the way → 方法を
we consume information → 私たちが情報を消費する
3複雑な共通関係パターン
The economic policies proposed by the government and the alternative solutions suggested by opposition parties are being carefully examined by independent analysts.
and the alternative solutions suggested by opposition parties → そして野党によって提案された代替案
are being carefully examined → 注意深く検討されている
by independent analysts → 独立した分析者によって
4まとめ
- 共通関係では、A and B が同じ動詞や前置詞を共有している
- 語順リーディングでは「Aを処理したら、Bも同じ構造で処理する」と意識する
- 共通の要素は通常、並列部分の後に置かれる
- 長い修飾句がある場合も、基本的な A and B の構造を見抜くことが重要
- 省略された要素を頭の中で補いながら読むと理解が深まる
- both A and B の構造では、bothが共通関係のシグナルになる
- 複雑な文でも、主語と述語の関係を正確に把握すれば理解できる
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